寝床のなかにはいったら 何も考えず 眼を閉じ小羊数えることにするんだ そうすればベッドの足は必ず 四本だなんて 百年も考えずにすむから 何はともあれあしたてんきになれ 今日きみはぼくのことを さんざんののしってさ でもきみが出て行ってから そのわけがぼくにもわかったのさ きみのお父さんが お見合いの話をすすめていることを きみが前にいってたから それを思い出したら 寝てなんかいられず 心を整理して ぼくはあることを決めたんだ 何はともあれ あしたてんきになったら ぼくは髭をそって いっちょうらいの服を着て行くよ