小さな雨が降っている 一人髪をぬらしている 長い坂の上から 鐘がかすかに聞こえる 私の心の中の 貴方が消える 恐かった淋しさが からだを包む グッバイ 貴方 私 先を越されたわ グッバイ 貴方 その顔が目に浮かぶわ いつだったか笑って 二人別れていった きれいな思い出にするわ 元気でと別れていった いつの日か心の中に 貴方が住みこんで 幼ない子供のように ひそかにあこがれた グッバイ 貴方 バカねバカね 私 グッバイ 貴方 小さな声でおめでとう グッバイ 貴方 すてきな鐘の音 グッバイ 貴方 サヨナラと鳴りひびくわ