サイレンの音響き渡る午前2時 眠らない汚い街が いつかの僕らを照らし 月明かり照らされた どうしようもない劣等感に襲われて 何もなく意味なく街を駆け出した 無力な自分を見つめ ただ泣きそうになったんだ 終電前の街は どこからか照られていた 都会の夜 とても長いねって 夜中流れる人々に 僕らはなぜか今 引き寄せられたんだ あの日 あの夜 あの時に 何も知らずに街彷徨って どこにも居場所がなくなって 飾られた街が好きになって ここが僕の居場所になった サイレンの音響き渡る午前5時 眠らないつたない街が いつかの僕らを照らし 白日に照らされた どうしようもない絶望感に襲われて 何もなく意味なく街を駆け出した 無力な自分を見つめ ただ荒んでいったんだ 何も知らずに街彷徨って どこにも居場所がなくって 飾られた街が好きになって ここが僕の居場所になった 始発前の街は どこからか照らされていた 都会の朝 淀んだ空気に沈んだね 群がる人々に 僕らはなぜか今 引き寄せられたんだ あの日 あの朝 あの時に 何も知らずに街彷徨って どこにも居場所がなくって 飾られた街が好きになって ここが僕の居場所になった