想い出がちらついて その度落ち込むから 君と居たあの部屋は もう出たんだよ 季節が6つ変わって 特別な人が出来て 君が居た形跡は当然 隠している 衣類棚の奥の奥に ひとまとめにした持ち物を 見つかるとマズい筈なのに 何故捨てれずにいる そんな物を 情けないね 散々な別れ際を以って終わった恋なのに 絶対あるはずのない展開考えて 本当、馬鹿だね 別れ道を歩いて 振り返る回数は 君と僕ではきっと僕が多いね 特別なその子はね 君に似て可愛くて 食べ物の好みが君よりとても合ってる 毛玉の付いた部屋着など もう要らないに決まっている 頭じゃわかっているよ ただ、君を完全に消すのがこわい 情けないね 散々泣かせた君に 反省した筈なのに 結局最後傷付けた 別れってだいたいそうだけど 遠くなる君との日を 時計を 暦に見立てて 数えてしまうこの癖を 未練と呼ぶんでしょうね 僕がクズなのは自分でも知ってる 別に開き直ってるんじゃない ただ一言トドメを刺してくれりゃいいだろう 「いつまでも好きだと思うな」 と、一言 散々な別れ際を以って終わった恋なのに 絶対あるはずのない展開考えて 馬鹿だね 全然まだ好きだけど さすがにもうわかってるよ 大切なもの自分で 握って潰して泣いてんなよ 遠くなる君との日を 時計を暦に見立てて 数えては うなだれては 君を想って 本当、馬鹿だね