<♪> 白い樹海に 独人 たたずむ 僕は覚えてる 君の歌 君の帰りをずっと待ち続けてる 千年を超える日々 君を待ち続けてる 寂しくないよ 切なくもないよ 苔の生えぬ オモイダケ 琥珀に変わる世界 ここは閉ざされた世界 僕のために謳ってくれた 廻る あの歌をもう一度 <♪> 響く 樹海に ルィの鳴き声 何度も世界は 転生していく 君の名前をもう思い出せなくて 一万年を超えた それでも待ち続ける 《キミ》とした あの日の契り それだけはもう ワスレナイ 琥珀に変わる愛 これは閉ざされた愛 幾千万の時が紡いでく 原初の時が紡いでく・・・ <♪> 何万年たったの? もう数えてないよ 新しい世界は 《ヒト》であふれていた 周りを見たらもう 仲間は無く《ヒト》だけ その中に 《キミ》 はいないよ 待ってる 《ヒト》 はいないよ 体貫く痛み 心冷えつく刃 数万年の時が消えていく 僕はここにいたいんだ 《キミ》の顔が見たい 約束を果たしたい だってあの日《キミ》は言ったんだ 「明日また歌いに来るから」