しゃれた日焼けに 涙が流れる ああ 秋かしら やさしく説くように 別れを告げた あなたでした 心の水面に さざ波が立って ああ 秋ですね 鏡を見つめて 小さな声で 一人でつぶやく 秋の詩 季節の変り目を あなたの心で 知るなんて もう恋も もう恋も終るのね 好きな曲ばかり ラジオに流れる ああ 秋かしら 私のわがままに いつも微笑んだ あなたでした 深い空から 枯葉が舞って ああ 秋ですね あなたが返した 合鍵が似合う 無口な私に なりました 季節の変り目を あなたの心で 知るなんて もう恋も もう恋も終るのね 別れの北風が あなたと私に 吹き込んで もう冬も もう冬も近いのね