塞がなきゃいけない気がしたんだ 空気が抜けていくような 止めどなく溢れて止めらんないや 僕は空虚に飲まれたモンスターだ こっからどう巻き返していこうか 考えるだけよりも楽なことはない 実体もない言葉もない僕らは 逃げてばっかりさ 怯えていたんだ 満ち足りて 満ち足りて 割れるまで 満たされて そんな世界を探していた かかとを履きつぶして 消えないで 消えないで 空っぽでも 生きていて 部屋の隅っこで膝を抱えて 惨めでも生きていけ 昨日のことばかり 得られたものは何? 下を向いて歩いてしまう癖は いつからだっけな 嫌いなことばかりが 増えてって仕方ないな 生きるってそうだろ 死んだって同じだろ 感情と現状と償いきれない言葉が 爪を研いでいる 崖際にいる 塞いでくれ 塞いでくれ 爪先から 心まで 終わることなく脈を喰んでいる この穴を塞いでくれ 満たされて 腐っていて 細胞でさえ 乾いていて 僕はどうして 僕はどうして 無様でも生きている?