重たい表情 浮かべて 資本主義が本日も 電車に揺られて 知らぬまま 背負い込んで 堪えて 乗り込んで みんな下を向いて 背中丸めて 何してんの? どこに向かっているの? 嫌なことばかりいつも 浮かんでしまう電車(こころ)の中 理由をつける以外に 答えを出す方法を探している 冷たい雨の中野ブロードウェイの アーケードを抜けて踊る君ほど 美しい人はいないよ きっと いないよ 幾重にも分かれた 人生の選択の レールの上を生きている 誰かのためなんて 本当はもうウンザリだ あれからいくつ歳を取ったって 変わらなかった かしこまって 大人のフリして 結局 何もしない僕ら 出発のベル(合図)が鳴り響いてる 予定通りの見えない空に いつからここにいるのかな? 一緒にさぁ、立ち上がろうぜ! 踏み出した一歩が 遠回りでも 信号は赤を示していても 明日へと向かう 夜の東京を急いで渡って うるさく光る都会の月が 空まで溶かしていく 何も無くなった僕は叫ぶ 確かな命の音 列車の影が過ぎる (風が過ぎる) 僕ら笑った 同じ景色 あの日から今日まで 今だって 続いてる 思い出のような懐かしい空気を 君が感じる瞬間は いつも今がそこにあるんだと 未来 (明日)へ伝えているよ 優しい雨の中野ブロードウェイの アーケードを抜けて踊る君ほど 美しい人はいないよ 絶対 いないよ