溶けかけた理想 みたいな形したアイスクリーム 僕らちょっと少し予感が足りない日 々だ 開け方を知らない ソーダ水をふっと持ち上げた 思い出の中のあなたはもう僕に近い ? ごめんね、きょうはまだ子供でいさ せて 青春だってまだわかってないからさ それでも、きっとあなたのその時み たい 季節がくるかもってそんな気がした んだよ 瞬間、 夏の向こうに沈んでいく 朱い色が今僕らの、背景になる 理由になる こんな風に僕ら生まれてきたのだろ う 瞬間、 まだわからないほど小さな 朱い点が空と海をつないでいる? 結んでいる 未来でもまた同じ瞬間を、朱夏 僕たちの理想 あとは好きな人伝えたとき どんな顔したりするんだろう、まだ わからない 呼び方が変わる みたいなときがもう何回あって 思い出にいつかねえありがとう、い うんだよ ごめんね、きっとまだ子供と思って 青春を僕らに、譲ってくれたんだ それでも、きっとあなたのこれから だって まだ知らない何か、僕もまた一緒に 瞬間、 夏の向こうで踊っている 朱い色を今僕らの運命の人、あの人 も どこかでひとり見上げているのだろ う 瞬間、 いつかここにまたやってきて 同じ話するその日がつながっていく 結んでいく 夏がおわってもまだ暑いかな あの日見た色を 懐かしくならないためにはまだ遠く で海を 眺めているだけの今をまずはこのま ま染めて 瞬間、 夏の向こうに沈んでいく 朱い色が僕らの今背景になる 理由になる こんな風に僕ら生まれてきたのだろ う 瞬間、 まだわからないほど小さな 朱い点が空と海をつないでいる? 結んでいる 未来でもまた同じ瞬間を、朱夏