彼はいつも 蔑んで嗤ってる 熱を帯びてる 身体 からは 何も 醸せないから 何も出来ずに ただ笑うだけ いつからか 擬態している 誰かの姿 滴し文句を 吐いて笑って 情けがないよな ゆらゆらと蜃気楼 あるわけもないのに 日々は揺れる 静けさを残して 白濁して沈む 身体 頭 いつのまにか 意味を持たなくなっていた 消えてないまだ このままじゃ だらだら惰性からまた 明日が通りすぎる 期待などしてない 肌色の 葦がある 痛みも知らず 恥も捨てずに 明日に紛れて 生きるのさ 現実効果 或いは その類い 哀愁 謳って 嘘をついて そんな様だって 誰かには嫌われて しまうから ああもういいや あの目で語って歌って 処世の事など 知らずに笑って ありきたりなまま ギラギラと蜃気楼 溺れて見えなくなる