あめあめふれふれ母さんが じゃのめでお迎え… 「来なかった。」 幼いアタシの心は波浪注意報、 同情するなら傘をくれ。 「今日も雨、明日も雨...」 あらあらあの娘はずぶ濡れだ やなぎのねかたで… 「泣いちゃいないわ。」 あれから何年かたった今も、 心はいまだに床下浸水中。 「誰か…早く気付いてよ。 ココに私が在るって事に」 雨に唄えば、空に唄えば この胸の中の雲も いつの日か晴れるかな。 雨の日もblues、風の日もblues 唄い続けたなら 雨上がりの虹も見れるかな。 「誰か…そっと連れだしてよ。 この雨に全て流されちゃう前に、 涙に変わる前に。」 雨に唄えば、空に唄えば この胸の中の雲も いつの日か晴れるんじゃない? 雨の日もblues、風の日もblues 歩き疲れたならたまにゃ 雨やどりもいいじゃない? 泣いてもいいんだよ? わめいてもいいんだよ? 意地もプライドも全部 洗い流してしまえばいい。 Singin' the Rainy Blues, Song for the Rainbow Blue その涙枯れたなら空も 明日はきっと晴れるだろう。