終わりは来ないと 信じてた恋があった あなたの優しさ いつも同じだったから 新しい風にも 身をさらわれることはないと 心を許した その時 すべてが変わった さよならするには あまりに永すぎた日々 別れの言葉が見つからず 涙ぐむ 傷つけたくない だけど 偽りは言えないの あなたのふるえる声に 耳をふさいでいた 人はだれも愛のために 幸せを手放すことがある 叱らないで もうこれ以上 離せなくなりそうなの 私に できること 今は何もないけれど あなたの 微笑み 忘れない いつまでも 人はいつか つらい過去も 淡く遠い夢にしてしまう 私のこと 気まぐれだと 思ってもかまわないの ふたたび どこかで あなたに会えるものなら すてきな 誰かと 一緒でいてほしい ふたりの思い出 時だけが消してゆくでしょう 受話器を置いたら 後ろはもう 振り向かない 後ろはもう 振り向かない