口の奥まで届く あなたんちのハブラシ 扉は開けたまま ギリギリまで張ったお湯の中 あなたとゆげに包まれた くらりとして 吸い込んだ酸素に ふわりとして あおむけの背が浮いた あなたもいつだって こうして背中押してくれたね 胸の奥まで届く あなたの優しさです 寝過ぎて昼間 外は雨 今日は祭日の火曜 さわれない過去がある二人 なんだってできるあなたと なんにもないわたしです 口の奥まで届く あなたんちのハブラシ 髪はほどいたまま ミントの味を噛みながら あなたの腕に包まれた 好きです 吸い込んだ酸素に すらりとした予感が浮かぶ あなたといつだってこうしてつながってたいな 心配要らない 何だってできるよ 口には出さない 想いは胸の中で あなたをいつだって こうして背中押してたいな 奥まで届く あなたの優しさ おなかの奥まで届く 胸の奥まで届く 奥まで届く あなたが