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【ライブショートレポは説明文をスクロール🔽】 日々ライブハウスを駆け巡る、AWA MOSH PITクルーが毎月素晴らしかったアクトをライブレポと一緒にお届け🔥 2022年3月もAWA MOSH PITクルーは多くのライブをチェック。その中から36アクトをピックアップ! 一日も早く制限なく皆でライブを楽しめる日々が戻ってくることを願い、ライブハウスやアーティストへのエールも込めて、今月もこのプレイリストをお届けします。 ライブレポから当日の熱気やバンドの魅力を感じてもらえたら嬉しいです☺︎ 📝AWA MOSH PITクルー ライブレポ 3/3(木) CIVILIAN@Spotify O-Crest :Broken my toybox 1st Full Album発売記念ツーマンライブ「箱庭へようこそ ~市民と、灯と、陽と~」に出演したCIVILIAN。後輩バンドのBroken my toyboxとの対バン。「遙か先の君へ」でライブを始め観客を引き込むと、「ぜんぶあんたのせい」「正解不正解」と前半は爽快なロックナンバーを続け、フロアにはたくさんの拳が上がる。後半は聴かせるロックナンバーでライブハウスの空気をがらりと変えた。『僕らがやったことが響いたのがBroken my toyboxでよかったです。』そう遺し、「灯命」でライブは締めくくる。『バンドとして1stフルアルバムがどれだけ気合の入ってるものかわかっている』という言葉が示す通り、全身全霊の演奏で、Broken my toyboxへとバトンが渡された。 3/3(木) Broken my toybox@Spotify O-Crest :Broken my toybox 1st Full Album発売記念ツーマンライブ「箱庭へようこそ ~市民と、灯と、陽と~」主催のBroken my toybox。CIVILIANがいたから、Broken my toyboxが生まれた。そんな憧れのCIVILIANとの対バンが実現した。CIVILIANからのバトンを受け、またバンド結成からの1つの夢を叶えることができた記念の日と言うこともあり、メンバーの気合はいつも以上に感じられた。 3/3(木) シャンディタウン@下北沢MOSAiC :見放題東京2022前夜祭に出演。まだ3回目のライブという彼らだが、この日に賭ける覚悟が垣間見えた堂々としたライブパフォーマンス。Gt./Vo.クボタヤマトの優しく温かい声に、リズム隊の女性2人が支え、時折入るコーラスが醸し出すハーモニーがとても心地よかった。「何年か経ったときに、この日に俺らを呼んで正解だったって思ってもらえるように、この後活動していきたいと思った」と話す。今後出演するだろういつかの見放題東京のステージで、この日のステージの答え合わせを皆でしよう。 3/3(木) chef's@下北沢MOSAiC :見放題東京2022前夜祭に出演。これから何か面白いことが始まるのでは...!!というワクワクと高揚感に溢れる、彼女たちのSEがライブハウスに流れてステージに登場。メンバー全員シェフに模した白い服を纏い、"おいしいおんがく"を届けにきてくれた。chef'sの音楽を初めて聴いた人や初めてライブを観た人でも、一瞬にして心を掴まれて楽しめる彼女たちの音楽。全身で旨味を味わい、心に豊かな栄養が補給されるような感覚になる。「来年は見放題出るぞ~!」という言葉の通り、見放題のステージでたくさんの人に"おいしいおんがく"をご馳走する姿がとても楽しみだ。 3/3(木) ORCALAND@下北沢MOSAiC :見放題東京2022前夜祭に出演。ライブの1曲目にふさわしすぎる『3.2.1』でライブ冒頭からフロアは熱気に包まれ、観客は拳で呼応する。「見放題にずっと出たいと思ってた。今夜を前夜祭なんかで終わらせない!1番熱い夜にしよう!俺たち全員でロックバンドのライブだ!!」と何とも頼もしい言葉を伝えてくれて心が震えた。言葉通りの見放題当日に劣らない最高にアツいライブパフォーマンスは、ORCALANDというバンドが正真正銘の"ロックバンド"だということを私たちに示してくれたような時間だった。オーディション優勝など勢いが止まらない彼らの今後の活動がとても楽しみである。 3/4(金) FOMARE@日本武道館 :JMS×THE NINTH APOLLO「今日も最初で最後。」のトップバッターとして出演。「一発目、FOMAREでぶち上げていきます」という言葉の通りに、初の武道館のステージにも臆せず、熱量高いライブで心揺さぶられた。「今日初めて出会った人たちと、これからライブハウスで繋がっていく奇跡のような繋がりが楽しみ。」と話し、群馬の小さなライブハウスからこの日の武道館のステージまで駆け抜けた"FOMARE"というバンドの強い想いが垣間見えた。本来であれば大きなシンガロングが起こるであろう『愛する人』の印象的なフレーズが武道館に広く鳴り響いたときは思わず鳥肌が立った。次は皆でこのフレーズを歌いたい。"当たり前だった毎日がただ恋しいだけなんだ" 3/4(金) KOTORI@日本武道館 :JMS×THE NINTH APOLLO「今日も最初で最後。」で、KOTORIが日本武道館に立つ。「We Are The Future」でライブはスタート。照明は暗いままで見えるのはメンバーのシルエット。最後のサビで一気に照明が全開となり、Vo.横山優也の歌声が轟く展開に鳥肌が止まらなかった。「トーキョーナイトダイブ」では青い照明が武道館を包み音の中にダイブする心地よさに包まれ、「RED」はジリジリと伝わってくるバンドの熱量に思わず息を飲む。武道館にいるすべての人に完全勝利すべく用意したようなセトリで圧倒し、最後は「YELLOW」を熱く歌い上げ締めくくった。この日目にした光景は、いくらビールでも飲んでも忘れられそうにない。 3/4(金) ハルカミライ@日本武道館 :JMS×THE NINTH APOLLO「今日も最初で最後。」のトリを飾った、ハルカミライ。武道館のステージに臆することなく堂々と、そしてライブハウスと変わらずアグレッシブで自由なパフォーマンスは圧巻だった。 1曲目の『PEAK'D YELLOW』からライブはスタートし、会場の熱気は一気に最高潮に。まだまだ本来のライブの状態には戻っていないが、観客も負けじと手を突き上げたりとステージのメンバーに応えていく。 エネルギッシュな曲から清涼感のある曲まで、観客の心を掴んでずっと離さないセットリスト。そんな最後を締めくくったのがニューアルバム『ニューマニア』収録の『ベターハーフ』。ライブ後の感動の余韻は、いつまでも続いていた。 3/5(土) Ochunism@新宿LOFT :「見放題東京2022」新宿LOFTステージに登場したOchunism。優しい音色が心地よい『rainy』からライブがスタート。そこから一気にアッパーのナンバー『freefall』へと続き、フロアのボルテージも一気に上がった。そんな幅広いスタイルを披露したセトリの中でも、筆者がステージとフロアのグルーブ感が一層強く感じたのが『Mongoose』だ。 3/5(土) Split end@新宿SAMURAI :「見放題東京2022」で奈良発オルタナティヴロックバンド、Split endがSAMURAIのステージに登場。リハがチャットモンチーの「恋愛スピリット」でそこでもう心を掴まれているわけだが、1曲目「2番目の星」でさらに彼女たちの世界感にどっぷりとハマる。女性4人組とは思えない重厚なロックサウンドとVo.ななみの透明感ある歌声が混ざり合う感じが只々心地いい。昨年秋リリースのEPの楽曲と代表曲を織り交ぜたセトリで観客を魅了していくが、『生きてこの場所にいてくれてありがとうございます。生命力という曲を聴いてください』そう一言添えて歌い始めた「生命力」は圧巻。この曲の歌詞のワンフレーズ「決して憎まないで 人を愛して」。このご時世だから刺さって刺さってたまらなかった。 3/5(土) アイビーカラー@新宿LOFT :「見放題東京2022」新宿LOFTステージに登場したアイビーカラー。3月頭の春先のピッタリな『春風』など含めた心温まるセットリストに会場が優しく包み込まれた。Vo.Gt.佐竹惇のMCで「歌や歌詞は変わらないけど、今日の見放題での音楽はこの日だけのもの」という言葉のとおり、その時にしか伝えることができない、感じることができないことがライブにはあるのだ。そんな3月5日土曜日の見放題のセトリの最後に演奏されたのが2月に配信開始の新曲『次で最後にしてね。』 3/5(土) バウンダリー@新宿ACB :「見放題東京2022」でACBにバウンダリーが初出演。ライブはキラーチューン「あの言葉」でスタート。観客皆でサビの「あの日」「あの時」「あの言葉」で3回拳を突き上げる一体感!最新曲「暗闇」もライブで抜群に映える。途中、中道ゆきのギターの弦が切れるアクシデントも次に出演のhananashiから借りてライブ続行!この日はDr.さくらがスティックを落とすシーンもあったが、決して音を止めない。それはバウンダリーがライブバンドである何よりの証明だろう。『ポジティブで溢れた見放題にしたいと民やんさんが言ってた。任せてくださいと思った!』その力強いMCを有言実行する、何より3人が楽しそうに音を鳴らす姿にグッとくる素晴らしいアクトであった。 3/5(土) the pullovers@新宿LOFT BAR :「見放題東京2022」新宿LOFT BARステージに登場したthe pullovers。見放題は以前にも声はかけてもらっていたが、今回が初めての出演となった。その勢いを感じられる熱いライブを披露してくれた。特に筆者は『蹂躙』のイントロのリフが大好きで、ライブで聴けてさらに好きになった。激しい曲から優しい曲までのセットリスト。the pulloversの音楽は、私たちの日常に寄り添ってくれる素敵な時間だ。 3/5(土) 板歯目@新宿MARZ :「見放題東京2022」新宿MARZに登場した板歯目。衝撃的にカッコイイライブだった。『バトルカメ』の歌詞のとおり、ギターを、ベースを、ドラムを武器にして、次から次へと爆音のロックナンバーを鳴らす3人のパワフルな姿にやられました。フロアもそのパワーに負けじと、拳を突き上げて応戦し、まさにライブハウスという会場でバトルが繰り広げられていた。「見放題東京2022」出演時は高校生バンドということもあり、新しい原石を発見した瞬間だった。 3/5(土) molly@Zirco Tokyo :「見放題東京2022」に名古屋ロックバンド、mollyが登場。『はじめまして、名古屋のモリーと申します!』Vo.Gt.近藤芳樹の挨拶からこの日のオープニングナンバーは「グッバイ」。一度聴くと耳に残る柔らかい声質のハイトーンボイスとロックサウンドがフロアに響き、1曲目から観客は拳を上げて盛り上がる。『救いに来たとは言えないけどさ、あなたの人生のどこかで重なるといいなと思って歌いにきました。mollyなりのラブソングを歌います。』そう告げてから披露されたのは「逢いの唄」。優しさと強さを内包した楽曲、音を鳴らせる嬉しさが伝わってくる演奏。失いたくないバンドに出会えている、そう心底感じられるアクトだった。 3/5(土) Atomic Skipper@新宿LOFT :「見放題東京2022」新宿LOFTステージに登場したAtomic Skipper。ライブスタートと同時に、フロアとステージの一体感を一瞬で作り、ライブハウスにいる全員を惹きつける音楽を鳴らしてくれるバンドだと改めて思った。Vo.中野未悠のMCで「好きだけじゃダメだというけど、私はここまで好きでつないできた、だから好きって気持ちは忘れないでくれ」という言葉に、Atomic Skipperを信じて好きでいて良かったと心から思った時間だった。そんな圧巻のライブを締めくくったのが「メイビー」だった。 3/5(土) Blue Mash@新宿LOFT :「見放題東京2022」新宿LOFTステージに登場したBlue Mash。リハーサルからその熱量は感じられ、ライブがスタートと同時にその熱量は爆発した。メンバー全員のアグレッシブなライブアクトにフロアは拳を突き上げて応える。Gt.Vo.優斗がバンドを始めたきっかけが、自分が心を揺さぶられた音楽であなたの心を揺さぶりたい、という言葉通り、一瞬で心を掴まれたライブだった。MCでの「ライブハウスでバンドがカッコいいことをやっているだけ」、その姿を目に焼き付けることができた。 3/5(土) 鉄風東京@新宿LOFT :「見放題東京2022」に急遽出演が決まった鉄風東京。同世代のBlue Mashに続いて、新宿LOFTのステージに登場。自身の仙台でのライブが延期になり、主催の民やんさんに相談したら出演となった流れは、主催者、出演者の絆を感じ、同時に「見放題」が音楽愛に溢れているイベントだと再確認できた。ライブハウスでひときわ輝くロックバンドの姿をまた目にすることができた。 3/6(日) the shes gone@日比谷公園大音楽堂 :ドラマストア主催のフェス「DRAMA FESTA 2022」のトップバッターはthe shes gone。"素敵な日にしよう" という歌詞がフェスの1曲目に相応しい「Make my day」で爽やかに開演すると『今日を甘い記憶にしていきましょう』とVo.兼丸が一言添えて「甘い記憶」へ。優しい歌声と丁寧な演奏で会場をシズゴムードに変えていく流れが巧み。呼んでもらえた喜びと感謝を話し、「できる限りの愛を込めた楽曲」と紹介して最後は「ラベンダー」を披露。一音一音を大切にドラマチックなナンバーを鳴らし、2組目にバトンを繋ぐのだった。 3/6(日) Hakubi@日比谷公園大音楽堂 :ドラマストア主催「DRAMA FESTA 2022」の2番手は京都3ピースロックバンド、Hakubi。『最高の1日にします!京都Hakubiよろしく!Hakubiやったるぞ!』というVo.片桐の言葉から並々ならぬ気合いを感じる!この日の1曲目はライブ定番の「辿る」。疾走感だけでなく緩急もあるロックサウンドで一気に引き込み、観客はみな拳を突き上げる。『ここに来てくれてありがとう。聴いてくれてありがとう。あなたが明日もあなたらしく歩いていけますように。』そう言って披露された「在る日々」は心の奥底まで届いてきた。野外でHakubiを見るのは初だったが、開放的な空間での片桐の歌声の響きがとても心地よく、曲が進むたびにもっと聴きたいという想いが高まる。最後は代表曲「mirror」で熱量迸るアクトを見せ、ステージをあとにした。 3/6(日) reGretGirl@日比谷公園大音楽堂 :「DRAMA FESTA 2022」3番手はセンチメンタルギターロックバンド、reGretGirl。リハからVo.平部が『寒いねー、リハからあっためていくね』と観客に語りかけると、久しぶりに太陽が顔を出す。この季節にぴったりな「スプリング」でスタートすると、観客みな手のひらを花のように咲かせてステージにエールを贈る。代表曲「デイドリーム」はライブならではアレンジで披露。この曲後半のロングトーンの綺麗さは鳥肌ものだった。『(ドラマストアは)同じ関西ということで通じるものがあると思うし…手紙もあったが達筆でまだ読めてません』とこの日も平部のMCは相変わらずだが、『この曲で春一番を吹かせようと思う!』と宣言してからの最後「ブロッサム」まで、春を感じさせるセトリで、野外にハイトーンボーカルが突き抜けていく感覚は心から爽快だった。 3/6(日) Base Ball Bear@日比谷公園大音楽堂 :「DRAMA FESTA 2022」にドラマストアの音楽に影響を与えた世代のバンドとしてBase Ball Bearが登場。ライブは「すべては君のせいで」でスタート。そのグルーヴは目を瞑っていてもすぐにベボベのそれだとわかる。次が野音10公演目だという彼らが「僕らの経験上、1番寒い」と話す気温の中、ベボベのロックは体を動かすのに最適すぎる。身体が勝手に踊り出す。Vo.小出は「ロックバンドの仕事は憧れの連鎖」と表現し、『今日は軽く先輩の背中を見せて帰ります!』と話すが、ドラマストアがコピーしていたであろう時期の楽曲を連発して魅せるその大きな先輩の背中にただただ感服。最後の「BREEEEZE GIRL」はDr.堀之内が大ジャンプの着地でドラムを鳴らして締めくくるのだった。圧巻。 3/6(日) BIGMAMA@日比谷公園大音楽堂 :「DRAMA FESTA 2022」にBIGMAMAが登場する頃には完全に陽は落ち、ブルーの照明輝くステージにメンバーが上がる。「SPECIALS」でライブを始めると「Sweet Dreams」「春は風のように」と人気曲を続けて披露。「A KITE」ではゲストボーカルでドラマストア 長谷川海が登場。長谷川海の嬉しさを噛みしめるような歌唱を聴いていて、BIGMAMAへの尊敬の想いが伝わってくる。野外に響くバイオリンの音色、金井の包容力ある歌声でこれでもかと観客を引き込み、最後は最新曲でアンセミックなロックナンバー「Let it beat」。後輩にエールを贈るようなアクトで、思えば、彼らが音を鳴らしてる間、風たちも聴き入っているかのようにピタッと止んでいた。" 3/6(日) ドラマストア@日比谷公園大音楽堂 :「DRAMA FESTA 2022」トリを務めるのはもちろん主催のドラマストア。1曲目の「Stand by You」から手拍子の応酬。さらに、寒さを吹き飛ばすように「世界はまだ僕を知らない」「スイミー」など中盤まで疾走感ある楽曲で一気に突っ走る。途中MCでVo.長谷川海はこの日を迎えるまでの道のりについて話したが、このご時世でのフェス開催には計り知れない苦労があっただろう。一組ずつバンド名を呼んで嚙みしめるように感謝を伝える。『最後の曲を感謝の想いに替えられたら』そう言って披露したのは「knock you , knock me」。メンバーとファン、メンバーと仲間たちの繋がりを感じる最後に相応しいナンバーで本編を締めくくった。アンコールは定番「三月のマーチ」。一段とまた強くなった4人の結束力で見事主催フェスを成功させたのだった。 3/7(月) kalmia@下北沢ReG :企画『Refrain Each Dearlight』の4番手で登場したのは4ピースバンド、kalmia。1曲目の「Supernova」から疾走感あるギターロックをフロアに高らかに鳴らすと、続く「meteor liner」でさらに加速!ノスタルジックな歌詞世界と幻想的なロックサウンドに、手拍子を贈る観客たち。『叶わなければ夢って言えないのかもしれない。夢だけじゃだめなのかもしれない。でも小さな夢はこれまで何個も叶ってきた。』そんなVo.千葉一稀のエモーショナルなMCから次に披露したのは「流星群」。サビ前の『その拳を貸してほしい!!』その一言で観客みな拳を上げる光景が美しかった。kalmiaのロックよ、もっともっとライブハウスに降り注げ。 3/12(土) THE ティバ@新宿LOFT :「:CHAMBER FEST 2022」に出演したTHE ティバ。ライブは、この日のイベントの主催者でもあるBearwearのKazmaとのコラボ曲『Laid back』からスタート。Vo.Gt.明智マヤとDr.サチという2人組とは思えない力強いサウンドをライブハウスで鳴らしてくれた。THE ティバにしか出せない音楽の雰囲気は、ライブでこそその真髄が分かる。 3/12(土) FILTER@新宿LOFT :「:CHAMBER FEST 2022」に出演したFILTER。ステージとフロアを一瞬にして一体にする圧巻のライブだった。特に『Last Dance』の盛り上がりは圧倒的だった。イントロのドラムからの歌が始まる瞬間、本来であれば声を出して一緒に叫びたいところだが、その分天高く拳を突き上げて応えた。心も体も踊らされてくれた素敵なライブだった。 3/12(土) downt@新宿LOFT :「:CHAMBER FEST 2022」に出演したdownt。透き通る歌声と轟音のギター、そして耳なじみ良いメロディーが重なるdowntの世界に一瞬で引き込まれた。EMOシーンの新しい原石を発見ができたと同時に、今後のさらなる活躍が楽しみでしょうがない。 3/12(土) the pullovers@新宿LOFT :「:CHAMBER FEST 2022」に出演したthe pullovers。BearwearのKazmaとは長い付き合いで、待望の対バンが実現した日となった。『あふれる』は、2月に配信開始の『蹂躙』とは打って変わって、珠玉のバラード。歌詞の一つ一つが胸を打ち付ける。日常に寄り添う楽曲を奏でるthe pulloversだからこその世界をより感じられる楽曲だ。 3/12(土) KOTORI@新宿LOFT :「:CHAMBER FEST 2022」に出演したKOTORI。『We Are The Future』からライブがスタート。Bearwearとは同世代というつながりもあり、ライバルでもあり、その熱量は高かった。フロアもその熱量に負けじと、フロアにいる全員が両手を突き挙げる最高の景色が新宿LOFTに広がっていた。本来のライブハウスの姿、シンガロングやモッシュなどが戻る日を願いながら、KOTORIの圧巻のライブの余韻にしばらく浸っていた。 3/12(土) Bearwear@新宿LOFT :「:CHAMBER FEST 2022」のトリを飾った、主催のBearwear。対バン相手、お客さん、この日のイベントに関わってくれた人たちへの感謝が彼らの演奏から伝わってきた。彼らが愛し、彼らが愛される理由が、このイベントに体現される、音楽愛に溢れた1日だった。そんなイベントの最後は『Glory』で幕が閉じられた。 3/13(日) ユアネス@LINE CUBE SHIBUYA :ワンマンとしては最大規模でのツアーファイナル。映像が流れ空気が変わり、観客が座って観ていられたのは数十秒。「アミュレット」の疾走感で一気にスタンディングに。アニメーションなど世界観に没入させる映像演出で引き込んでいく。『色んな人がいると思うけど全員に均等に届くように歌うので任せてください。』Vo.黒川の一言からもバンドの成長と自信が感じられる。圧巻は「色の見えない少女」。Dr.小野もMCで『約5年前に発表したMVをここに連れてこれた』と話したが、筆者も当時小さな画面で見たMVが会場で流れた瞬間から鳥肌が止まらなかった。「色の見えない少女」の美しく切ない歌詞を反映する青い照明が会場に広がったまま"水槽の中"という歌詞ではじまる「日照雨」に繋がる流れにグッとくる。本編最後の「籠の中に鳥」は『イエスタデイをうたって』の舞台となった街のカットとともに歌い上げ締めくくった。アンコールではnemoiを招いて黒川と向き合うかたちで「49/51」を披露するなど最終日に相応しい特別なアクトを見せてくれた。 3/16(水) kobore@KT Zepp Yokohama :助走をつけるように4人で爆音を鳴らしてから「ヨルヲムカエニ」で爆音の鳴る場所開演。1曲目で徐々にボルテージを上げていき、「FULLTEN」で一気に熱量を爆発させると観客みな手を上げて盛り上がる。「スーパーソニック」では皆一斉に拳をステージに向け、一体感がさらに高まる。「るるりらり」の曲中ではVo.佐藤赳が『フォーリミが俺たちをこのステージに連れてきてくれたのさー!!』と叫び、フォーリミへの感謝を全力で伝える。後半には佐藤のギタートラブルもあったが、『このギターももっと長くここにいたかったんだろうね!最後歌って帰ります!』とライブと音楽を愛す彼だからこその表現で会場を笑顔にさせ、「ヨルノカタスミ」を歌い上げてバトンをフォーリミに繋ぐのだった。 3/18(金) ドラマストア@恵比寿リキッドルーム :なきごとのアルバムリリースツアーのファイナルにドラマストアが登場。メンバー自ら手拍子でフロアを温めると、「至上の空論」「三文芝居」と鍵盤弾ける疾走感ある楽曲で開演。続く「ガールズルール」からはポップバンド本領発揮なステージングを見せる。『(対バンが)なんでドラマストアなのか答え合わせをライブを見て見つけよう。僕らもみんなと一緒。』と観客に呼び掛ける。この日はあいにくの雨。セトリにしっかり「紫陽花が咲く頃」を入れてくれるのも、久々の「ラブソングはいらない」披露にも心が湧く。Vo.長谷川海はなきごとファンの温かさを称え、なきごとにも感謝を伝える。『なきごとがいいツアーだったなと思ってもらえたら…と歌ってきた。最後1曲、先輩の背中を見せるように!』そう言って締めくくりはライブで真価を発揮する「希望前線」。パトローネの内側(まっさらなフィルム)を見事に彩るパフォーマンスでバトンをなきごとに繋ぐのだった。 3/18(金) なきごと@恵比寿リキッドルーム :『他の誰でもない!あなたに届けに来ました!』Vo.水上えみりがそう叫ぶと、1曲目の「ドリー」から水上の歌声と岡田安未のギターの音が響く。筆者はコロナ後初ライブだったが、楽曲のバリエーションもライブの表現も段違いであることに驚く。終始、重厚なロックサウンドを鳴らす中、多幸感あふれる「Hanamuke」は特に新鮮で彼女たちの新たな魅力が感じられた。中盤にはドラマストア「秘密」のカバーも披露しフロアを沸かせると、再びロックモードへ。『今日が素敵な夜になっていると思う人は次の曲たくさん手拍子してもらえませんか?』とフロアに呼びかけてからの代表曲「メトロポリタン」の一体感は圧巻。終盤には「フィルター」、特別なアレンジによる「癖」でこれでもかとライブに没入させた。『忘れられない日があって書いた曲』という「憧れとレモンサワー」をアンコールで披露しライブは終演。観客たちのパトローネの内側にはこの日の熱演が刻まれたことだろう。 3/19(土) KALMA@幕張メッセ :『ビクターロック祭り2022』で幕張というどでかいステージに立った北海道在住3ピースロックバンド、KALMA。Vo&Gt畑山悠月は『今ご飯食べて休憩してる人まで届くように歌います!』と宣言。その言葉の通り、ライブは代表曲「デイズ」からフルパワー!『サンボマスターからのバトン、今までもらったことないバトン…』と喜びを噛みしめる姿を見て観客も手拍子や手を上げてエールを送る。この大きな舞台でもいつも通りのMCでKALMAモードに持ち込み、20分で3曲の披露になったが、『ふたりの山口先輩よりも大きな声で歌います!!』という言葉の通り、全身全霊3曲のパフォーマンスで彼らの魅力は多くの人に伝わったはずだ。叶えなくちゃいけない夢を叶えるために、再び幕張で会える日が楽しみでならない。
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