天気予報は 見ないスタンスでゆく わたし 晴れ女 雨に降られることはない だって 晴れ女 お出かけの日は いつも晴れるでしょ ケの日も この世がうまく廻るのを 手伝っている 無口なLady 貴方の少年時代 知らない 日々の営みよ どんなことで泣いてたとか 貴方の青い記憶 知らない 頬の赤らみよ どんな子に恋をしてたの わたしの前で 泣いて見せて ねぇ ダメみたい だってわたし 晴れ女だから 我が家に 着いた途端疲弊する わたし 晴れ女? この世で 生きていたいから わたし 晴れ女になった 貴方の顔が 少し陰った時 何しても 間違ってる気がするんです 貴方の視線の先 意味するものを 少しでも 知れたらどんなにいいだろう わたしの前で 転んでもいいのよ ダメみたい だってわたし 晴れ女だから 選ばれし者しか 貴方の本音に 触れられない ああ 触れられないね 選ばれたいよ 貴方の心を 癒せる人に 貴方の前で 泣いてみたい わたし 晴れ女 悲しまないように生きている つもり