灯かりもつけないで ふたり腰掛けた 黄昏あふれる静かな空 庭のキンモクセイ やっと咲いたねと 思い出したよに くちづけするの 何もいらない 約束も嘘も こうしているなら いいはずなのに 広い背中に そっと もたれたら もういちど聞かせて あしたも会えると まつげが触れたとき はじめてわかった 私たち どこか似てるね 言葉じゃ この気持ち 伝えられなくて 口ずさむように名前を呼んだ 飛んでゆきそな気まぐれなとこが 誰より誰より人好きなのに あなた ゆっくり髪をなでながら 何度も答えて あしたも会える きっと会える ずっと会えると