世界に許されたいなんて わがままばっかで 大人になりたくないなんて 駄々をこねる ぬいぐるみだらけの部屋 角が欠けた積み木 意味もなく重ねては崩した だけどそんなんじゃだめなんだって つらいことも汚いことも 全部全部ちゃんと見なきゃ だめなんだって 死ぬまで子供部屋に閉じこもって 綺麗な夢を見ていたい 小さな窓から見えるこの空だけが カーテンを揺らす風だけが 理由だったんだ 希望も夢も才能も 大袈裟な理由も そんなもの見つかりはしないよ だけど、それでも 生きてかなきゃいけないから だから、それだけで息をしてたけど 子供部屋の酸素はもう薄くなって なんだかずっと息苦しいままだ ここにはもういられないんだ ここにはもういられないから 大好きな絵本も おもちゃもみんな置いて 広い世界へ 知らない世界へ だけどどこへ何のために 何に乗ってどうやって息をして どうすればあなたと 手を繋いだままで だけどどこへ何のために 何に乗ってどうやって息をして どうすればあなたと 手を繋いだままで わけもわからず泣きながら 子供部屋から宇宙を見ていた