生きていくために 忘れてしまわなきゃって ことが多すぎて いつのまに忘れていた こんな優しい気持ちを ふたりだけのクリスマスイヴ 冷たい風の中の 凍てついた矛盾も 君のあたたかな鼓動に ゆっくりと溶けはじめている 僕の鼓動をいたわりながら 足の踏み場もないような この都会に出てきた頃は 恥ずかしい位気負っていた 覚束ない夢を抱えて ふたりだけのクリスマスイヴ いつもひとりきりだった 降り出した雪の中も 少しも寒くはないよ 少し大きめのマフラーをひとつ ふたり肩にかけながら 微笑みあっている 辛い日々をただ こらえる自分に別れを告げよう ふたりだけのクリスマスイヴ もうさまようことはない 同じ時間の中で そうこの同じ地球の中で 聖なる夜 静寂の夜 君の手を取り夢に向かっていく La la la….