月夜に翳る 翠色の水面に 映る ゆらりゆらり 醒めぬ夢の様 甘く薫るこの声を この身纏わせ 満ちる篝火 淡く淡く染められたなら 悠然に漂って 誰にも譲らない 靡かせた翼で 月に祈り 散りゆく運命なら 華麗に 刹那の華に身を委ねて 高く 彷徨う君を誘った その旋律 掴めそうでその手擦り抜けて 舞い踊る 夜明けも現も霞ませ 明けぬように 願わくばこの身果てるその日迄 瞬け華 やがて華やぐ 変わりゆく季節に 落ちる ひらりひらり 泡雪の様 残り刻むこの声を 風に便らせ 滲む春宵 青く青く満たされたなら 君と終末の園 誰もが去ろうとも 果てない空の上で 星を辿り 散りゆく運命なら 鮮麗に 灯火の赫に身を委ねて 燃えよ 彷徨う君と堕ちて行く その旋律 手繰り寄せたその手触れる様に 舞い踊る 夜明けも現も構わず 醒めぬように 願わくばこの身果てるその日迄 輝くから 短し一時 君へ捧ぐの 閉じた蛹羽ばたかせた その瞳へ 優しい君の掌の上で 舞い踊る 君と私永久の夢へ 醒めぬように 願わくばこの身果てるその日迄 奏でるから Lalala…