夕闇影になる 橋を見ていた 届かない場所へ 渡れるはずの <♪> 自転車を乗り捨てて 時間を止めていた 動かない雲から 冬枯れの光 このままじゃダメなのに このままでいたくて 淡い日差しの中 いつまでも立ってた 川辺に吹く風に身を竦め 夢を語ろうとしてみた だけど言葉になるものなんて どこにも持ってなかった 夕闇影になる 橋を見ていた 届かない場所へ 渡れるはずの 水面に揺れる月に ふいに素直になる 聞こえない歌に そっと耳を澄ませた 明日出会う誰かと 解り合える気がした その為に一人 待っていたんだと 誰もが探してる幸せは みんな違う形をして ふいに伸ばした手を 掠めてく 輝きだけを残して 夕闇影になる 橋の向こうに 届かない場所が 手招いている どんなに遠くへ行くときも 私を連れて行って ずっと昔の約束の中へ 連れて行って <♪> 暮れていく空の 最後の光 届かない場所が 手招いている 夕闇影になる 橋を見ていた 届かない場所へ 渡れるはずの 渡れるはずの………