町の片すみで寂れかけた 市民プールとプラネタリウム。 夏草の路地裏 踏切を渡れば、 ざわめき聞こえる駐車場。 天の川銀河の物語、アインシュタインの時空理論。 アルタイルの光、夏の大三角。 うとうとしながら眺めていた。 プラネタリウムで見てた星空に、 願いをかけていたあの頃。 本当の流れ星が見たいとせがんでは、 いつも母を困らせていた。 偽物の星たちのその光が、優しく僕に降り注いだ。 夢中で見ていた星のパンフレット、 何かを探していた夏の午後。 あれから何年 経っただろう。 僕にも守りたい人が出来て、 七夕の夜には晴れることを祈り、 隣にいる君を思っていた。 プラネタリウムみたいな星空に、 願いをかけている今でも。 ささやかでいいんだ。君がいる毎日、 それ以上 望むものはない。 本物の星たちのその光が、変わらず僕に降り注いだ。 君と見上げてた星のパンフレット、 短冊に願い込めた夏の夜。 プラネタリウムで見てた星空に、 願いをかけていたあの頃。 本当の流れ星が見たいとせがんでは、 いつも母を困らせていた。 偽物の星たちのその光が、優しく僕に降り注いだ。 夢中で見ていた星のパンフレット、 何かを探していた。 プラネタリウムみたいな星空に、 願いをかけている今でも。 ささやかでいいんだ。君がいる毎日、 それ以上 望むものはない。 本物の星たちのその光が、変わらず僕に降り注いだ。 君と見上げてた星のパンフレット、 短冊に願い込めた夏の夜。