汚れた船が眠った桟橋 なじみのBARも 店を閉めるよ こんなに好きな YOKOHAMA なのにね そばにいたいと君は泣いた 潮風(かぜ)の匂いがする 古着を着て 海を見てた 季節が終わる 愛を抱きしめても 愛に傷ついて ふたりは想い出から 遠ざかるのさ せめて微笑みだけ ぼくにくれないか 夏服 最後の日だから 工場跡の星屑まぎれて きりがないほどKISSした夜 ノイズだらけの ラジオのBALLADE いまでは誰も もう聴かない なにも変わらないと 信じたのは決して 嘘じゃなかったけれど どんな夏を過ぎて どんな夢を見て 心はさみしさまで 許せるのだろう 今夜ふりむくのは一度きりでいい なにもかも幻だから 失うものばかりがまぶしい 海の色に瞳を閉じる 愛を抱きしめても 愛に傷ついて ふたりは想い出から遠ざかるけど せめて微笑みだけぼくにくれないか 夏服 最後の日を忘れたくない 愛を抱きしめても 愛に傷ついて ふたりは想い出から遠ざかるけど