握りつぶした 継ぎ接ぎのお腹と 捻り千切った 顔のついた首が 部屋の隅から 私を見ている 伝えて来ないで 愛され顔のまま 壊れているのに 愛されないのに 両手広げ待ち続ける 可愛い人形 私と似てると 言われたくなくて めちゃくちゃにしてくれるから あげたの あの子に 誰かのことが 苛ついた時こそ 鏡になって 教えてくれてるの 見たくないのは 聞きたくないのは 認めたくない 本当の自分だから 逃げ続けるなら それまでなことも 同じことを繰り返して 知ってる それでも… いつか変われたら 変われるものなら またあの子を繋ぎ合わせ 抱きしめ眠るから