プラスチックに引っ掻いた傷が 迷子になってる君の元へ ふと流れた君の涙は きらきらと風に色を付けた 重なるこの一瞬へ 間違えながら僕ら 時に何かを得たりして ちっぽけな明日を描いていたね いつになっても慣れない事は 流れる時のそのスピードさ 割れたグラス元通りには 戻らない事も知ってるだろう? 間もなく来たる一瞬へ 逆らいながら君は 痛みを受け入れたんだね その手の中に何が残るの? 諦め切れず僕は 風に身を委ねたりして 空の彼方へ行ける気がした 飼い慣らされた猫になる 窓には雨の音 君の膝の上で虹を待つ 夢を見た 何気ない日々の 変わらぬ君の姿に どうしてだろう? 泣けてくるのは 間違えながら僕ら 時に何かを得たりして ちっぽけな明日を約束したね 僕はまた出会えるはず 虹を描く空で