渇いた肌を刺す風 日に日に痛く 街の光に眩暈がする 高層ビルを抜け 流れ流れて 隠れる場所を探してる 感情の渦にいつも振り回されて 疲れて 赴くままに眠りに落ちる 今日見た色を少しずつ忘れてゆく どうでもいいことばかりに 足を取られ進めない 退屈なルールで ひび割れた日常を繰り返す 飽きもせずに 懲りもせずに つまづいても諦めず しがみつくなんて もうそろそろ限界かも 裸足で はしゃげる場所も 少なくなって あの日みたいに走れないね 公共性ばかり持て囃すけど 誰の目線で定めたの? 誰かの不幸の上に成り立つような 「決まり」で大事な物を 奪われるから 守れないから もうここには居たくない つまらない言葉狩りに 舌を抜かれ 喋れずに 味のするキスも出来ないまま 冷たく顔を伏せる なんて虚しい 声を聴きたい 抱き締めたい人がいる それすら許されないなら 死んじゃうわ どうでもいいことばかりに 足を取られ 進めない 完成予想図が薄れても 曖昧にやり過ごす 飽きもせずに懲りもせずに つまづいても繰り返す 誰の為よ もう、やめていい?