ひとりぼっち窓際空を見た カゴの向こうで毎日私を無視して 笑い声がイヤホンの奥でしてる 悲しくないよ自分で孤独を選んだの 暗い部屋でそっと この短い曲を流している ライブハウスで見た はじまりのあの音残っている 目が覚めたら遠い街で 呼吸ができるなら 羽の生えたアゲハチョウは どこまでも飛んでいけるの ひとりぼっち7月の朝に 傘をさして濡れることが好きだった 雨の音が私をゼロにした 居場所もない私を薄くのばすように 言葉を話せば すべて独り言で終わっていく もぐり込むベッド 夢の国のドアをたたいてる 目が覚めたら森の中で 震えて泣いていた 帰り道のあしあとすら 滲むほど涙こぼして 私だけの手のひらサイズの 記憶を捨てたなら 愛想笑いしなくたって 抱きしめて守ってくれるの 目が覚めたら遠い街で やり直しできるなら 前を向いて歩くことも 誰とでも友達でいれるの ありのまま歩き出した 自分を嫌わないで 傷だらけの鏡の中の かわれない君でいいんだ そのままの君でいいんだ