RPG

歌詞

南口改札前でこの坂を下っていく ここにいる意味も 分からなくなった僕は 期待されることに うつむいてここで立ってる この世の命全部に 値札がつけられていて 売れ残った分がガラクタ処分 コースなら 優しさの意味も 分からなくなるだろうか 輝くその目に この街は綺麗に映ってるかい 作り話の中で主人公でいたくて 嘘をついたの 辛い事があっても 眠れない夜があっても 誤魔化さないで 弱虫の合図に誰も気づかないの 逃げ込む地下室 本当の声を聞かせて欲しい 真夜中から西の空は時間を 吸い取っていく もしタイムマシーンがお金で 買えるとしたら 僕らはどこからはじめられるだろう か 守りたかった物は 手のひらからこぼれ落ちていく 作り話の中で真ん中にいたくて 嘘をついたの 悲しみはいつか胸の奥で育って 涙になるの 階段を降りて重たい扉を こじ開けてみれば この声が君を 切り離れた心臓の鼓動 まだゲームは続いている 鍵をかけた記憶の部屋 まだ消えないんだ まだ消せないんだ 一つ一つ重なって 嫌われたくないから隠す 言葉のナイフは左ポケットに 噛み締めた奥歯で君の泣き声は 右のポケットに 作り話の中で主人公でいたくて 嘘をついたの 辛い事があっても 眠れない夜があっても 誤魔化さないで 弱虫の合図に誰も気づかないの 逃げ込む地下室 傷ついて強がって この声が君を待ってる 本当の声を聞かせて欲しい