夏の匂いが分かる女の子に なりたかったな 「頑張って抜けてきたんだよ」 って光る画面はもう 25 時 苦いビール 荒いキス ラッキーストライク ゴミ箱の底で息する夜 そもそも私 断れないし 奥ゆかしさはカケラもないし 2つ頼んだ合鍵は まだ誰にも渡せないし 夏の匂いが分かる女の子 「ここにいて」って言える女の子 両者ではない私 とりあえず君の腕噛んで ガブガブ ガブ ガブガブ 安心して寝てた 真夏の夜のアイスクリーム 子供みたいにほしがって バドミントンで 勝ったほうが 好きなの選んで、とか でも職場の上司は馴れ馴れしいし ほんとの私は分からないし デートでいつも窓のない空 見上げて遠くなった 夏の匂いが分かる女の子 君の隣が似合う女の子 どちらでもいい私 とりあえず君の腕の中 ズブズブ ズブ ズブズブ そのまま寝てた 夏の匂いが分かる女の子 君の隣が似合う女の子 どちらでもない私 とりあえず君の腕噛んで ガブガブ ガブ ガブガブ 安心して寝てた そのまま寝てた