君の流した涙を飲んで 心に海ができました。 ふざけた街 唾を吐き捨て 二人は走った。 君の放つ本心で 抉れるほど大きい傷跡も愛なの? それとも一人で傷をまもり 続けること それが愛なのか? 僕はわからなくて 僕を嫌ってしまうけど きっときっと忘れない。 一生ものの傷なの。 空を飛んだ日を思い出した。 僕はまだここで生きている。 幼い頃、列車の窓に宇宙が見えた。 例えじゃなく内臓はち切れるほど 愛していたと気づいたって 整然とした部屋、君が笑う。 「今日で終わりだ」って そう強く思った。 僕は寂しいだけ 穴を埋めて欲しいんだと ずっとずっと気づいてて でも孤独に甘えている。 僕は変われなくて いつも逃げちゃうけれど きっと、きっときっと忘れない。 一生ものの傷なの。