間違いだった 他になかった 雨宿りのあとの祭りを踊った 待ちくたびれた 振り返ってみた ひからびた海辺 跳ねる魚を眺めた くじらの背にのる友達 息を止めてもぐる夕陽 みんな黙ってた 相槌を待つあいだ 繰り返してきた耳鳴りひとつ盗んだ 赤と青 混ぜると紫 なにもかもが紫 息を止めてもぐる夕陽 なにもかもは紫 散らばっている 散らばっている 散らばっている 雪の子供たちは どこまで行けるだろう 散らばっている 連なっている 散らばっている 雪の子供たちは どこまで行けるだろう 通り過ぎた影追う そりをひいて延びてく あの鳥を追うよ 晴れたら そこだけ射した陽 ねえ ああ うん