懐かしいページに スズカケの葉を 見つけた夜明け近く 薄い朝の靄は 手つかずでまだ 汚れを知らないまま 冷ややかな闇が 静かに消えて行くよ 君のドアヘ生まれたての光を 届けに行こう 風の中に 君が失くした答えを 僕は持っている 丘で君といつも 草に寝ころび 夏雲をニ人見てた 遠い日の記憶が あたまをめぐり 昨晩は眠れなくて 木の葉の香りも 今日まで忘れてたよ 君の窓の 枯れかけてるつぼみを 咲かせに行こう 風の午後に 君が飛ばした帽子の あのはかなさで 君のドアヘ 生まれたての光を 届けに行こう 君の窓の 枯れかけてるつぽみを 咲かせよう 今日