淡い色の夢の中 君の声揺らめいて 「わかんないよ、 答えなんてないよ」 そう言うと もう消えていた。 曖昧な僕の存在じゃ、届かないよ それでも紡ぎたいよ 単純な僕の推論じゃ、気付けないよ 君が添削してよ 淡い色の時の中 僕の声木霊して 分かってるよ、間違わないよ そういってまだ応えていた。 赤い色の君の中 僕とはもう違っていて 「そうだった。 生きてなんかないよ」 もうずっと前に知ってたんだ。 幻想の僕の証明じゃ 嘘になるよ それでも話したいよ 現実の君の感情で… 分からないよ いつしか僕も君と… 紡ぐ言葉は 現し世にある 息を重ねて 声を真似して 嘘を束ねて 私を模して あなたになれば 君になれるかな? 曖昧な僕の存在で 届くように 少しだけ待っていて 幻想の僕を証明して 忘れないよ いつしか僕が君に… 嘘を束ねて あなたを模して 息を重ねて 声を真似して 紡ぐ言葉に 意味を宿して わたしになるよ あなたのためなら