あのね 私 今朝 毒を飲んだの 君はどんな顔 見せてくれるの 溺れてほしいのさ 空喰らう 濁流になる 息つく間も与えない 底についたこともないでしょ あのね 君は 気の抜けきったサイダー 甘い 甘い でも とても冷たい 溺れてしまうのさ 空喰らう 濁流になる 息つく間も与えない 底につけば もう夏だった やっと息をついて 交わす言葉は とても無意味 でも綺麗だ 写真に残さないで 今を生きてるから 瞳でキャプチャ 逃さないで 楽園はどこか 知らない僕らに 拙い光を落とした 向日葵 夕凪の空を 鳥が泳ぐとき ふと 波間を縫って 消えたくなっちゃうのかもね もっと深い方へ 夏を泳いで 溺れていくなら ふたりで 写真に残さないで 今を生きてるから 瞳でキャプチャ 逃さないで 余所見してたらさ いなくなっちゃってるかもね