ねぇ セピア色が 夜の街を 染めていくように 有耶無耶にして 忘れかけた 時を巻き戻す 薫る風 スカートが揺れる 少し寂しくなるけど 君の優しさが 涙で滲んでいく 甘い夢は角砂糖と溶けてゆく 静かな夜を超え 君のことを思い出す 苦いままの約束繋ぎ止めるよ 冷めた珈琲かき混ぜて 鮮やかな夜明け 君を重ねる ねぇ 白い朝が 君の心 染めていくように 遠い街並み 見つめている 時にあかねさす 香る髪 触れる瞬間に 少し切なくなるけど 君の歌声が 涙で霞れていく 今日は ひとり 何に思いを馳せるの? 騒々しい 街で 君のことを思い出す 昨日までの ありふれたこの気持ちも 明日になれば 夢の中 くすんだ夜更けに 身を委ねるの 薫る風 スカートが揺れる 少し寂しくなるけど 君の優しさが 涙で滲んでいく 甘い夢は角砂糖と溶けてゆく 静かな夜を超え 君のことを思い出す 苦いだけの約束なんていらない 冷めた珈琲かき混ぜて 静かな朝に 別れを告げるよ 角砂糖と溶けてゆく