拝啓どっかの誰かへ そっちの調子はどうだい? 排気ガスに飲まれた日々に うんざりはして無いかい? ひねくれた頭の僕は 人の話なんか聞いてなくてさ 誰かの足跡を潰したんだ 人や環境にゃ恵まれてたから 今までやってこれただけで 何も産まないこの日々に 嫌気が差すような 夜もあったんだ 僕だけじゃ無いよな うらやましかったあいつらは なんでも持っていると思ってた けどそうじゃないと気づいた時 僕の手に残る物はわずかだった 自分に使うのは もったいないから だから 夢を諦めない者たちへ送ろう 秘密の力なんて 何一つないんだいつも あの夏の夜8時 祭りが終わった駐車場で 吹かれる涼しい 風の匂いを忘れずに これからも歩いていくんだ 夢を諦めない 馬鹿たちと唄おう あと少しの一歩を 踏み出せる自信を あなたの掲げた腕が 僕らの張り上げたこの声が 暗い夜道を照らす月となって 明日の朝へと続いて行くんだ まだ未完成なんです僕ら そのくせ完成すらしないんです だけれどそれこそ人間だって それこそ素晴らしいことだと 知ってるんです 拝啓どっかの誰かさん 今夜僕らあなたのために歌うよ 夢を諦めない者たちへ この歌を唄おう 秘密の力なんて 何一つないんだいつも あの夏の夜8時 祭りが終わった駐車場で 吹かれる涼しい 風の匂いを忘れずに これからも歩いていくんだ 夢を諦めない 馬鹿たちと唄おう あと少しの一歩を 踏み出せる自信を あなたの掲げた腕が 僕らの張り上げたこの声が 暗い夜道を照らす月となって 明日の朝へと続いて行くんだ 続いて行くんだ 続いて行くんだ