溶けて消えた 甘い蜜は 禁断の扉を叩く 垣間見た絶望は 夢また夢… とろけそうな 甘いキスは 禁断の扉を開き 照らされた欲望をさらけ出した 透き通る肉体 (からだ)から 光が漏れて 汚れなき妖精もかすんで見える 心なしか冷たい意識の中で むせ返る罪と罰 叶えてあげる 苦しそうで 哀しそうな あなたは 壊れやすく 輝いてた がんじがらめ 肉体からめたまま 「踊ろう…あなた」 そっと 揺れながら… 窓の向こう 僕の意味が 少しずつ見えなくなって 抜け殻の理由を 目覚めさせた 窓に映る 僕の顔が 少しずつ醜くなって 大人びたその芽を抉り出した 透き通る肉体には濁りはなくて うずくまる妖精に問い掛けてみる 見慣れたはず いつもの景色の中で 痛んだ羽の代わりを 探してあげる 傷を舐めて そっと抱いて あなたと 空に昇り 舞い上がれば 夢じゃなくて 夢の中まで ほら 「泳ごう…あなた」 そっと 揺れながら… ♪ ♪ ♪ 透き通る肉体から光が漏れて 汚れなき妖精もかすんで見える 心なしか冷たい意識の中で むせ返る罪と罰 叶えてあげる 苦しそうで 哀しそうな あなたは 壊れやすく 輝いてた がんじがらめ 肉体からめたまま 「踊ろう…」 傷を舐めて そっと抱いて あなたと 空に昇り 舞い上がれば 夢じゃなくて 夢の中まで ほら 「泳ごう…あなた」 そっと 揺れながら…