<恋待ち港 唄:大石まどか> <詞:掛橋わこう 曲:幸斉たけし> 涙ぽろぽろ 拭いもせずに 送る港は 名残り雪 春が来なけりゃ いいのにさ 南風が吹かなきゃ いいのにさ 割れて漂う 蓮の葉氷 いつか波間に 溶けてゆく 海が明けたと 鴎が鳴いて 待っていたよに 船が出る 泣いてすがれば いいのにさ 意地を捨てれば いいのにさ せめてもう一度 私の海に 錨下ろして 欲しいのに 恋に恋した 十八・十九 別れ二十歳の 早い春 抱いてくれても いいのにさ 夢をくれても いいのにさ 追って行きたい すべてを捨てて 飛べる翼が あったなら