曖昧に焦らし合って 朝の色が見えるまで お高くとまるレディ横目に 汚れた乙女になる 水曜の夜 スタイリッシュな空間で 踊っていたい 明日のことなど忘れて なんてわけにいかないわ けど今は忘れてたいの 目が合った君と、そう 乾いた唇潤して 冷えきった指先絡めたって 何も知らない何も聞かない ルールがあるでしょ? 苛立す 見計らう その視線に戸惑って いちいち揺れる心が もううざったい 「愛してる」なんて嘘 今夜だけのtrap 墜ちるわけがないわ 瞬間で移り変わりゆく 春夏秋冬のように 'いとをかし'とかさえ 思えてくるほど変わってく ココロとキスの相手 一度くらい真実の愛を味見したい だからこのまま踊っていて 探り当てたいのよ 身体中鎖つけていたってさ 誰も気づいちゃいない 彼も あのときの彼も ありのままの姿を 見せてるとでも思ってるの? ギラついて 疼ききって 脱がし合い 重なり合って 少し熱を纏う偽りの愛は 満たされたすぐあとに 綺麗さっぱりと シャワーで流して 女だって男だって 馬鹿げてるほどに寂しい生き物 その寂しさ埋めたって いつの日か灰になるのに それでも この先に 終わりがないストーリーを描ける 最愛の人と呼び合える 誰かと出逢う日まで 何度でも 繰り返す ねぇ、君も同じ気持ちで 私と今一緒にいるんでしょ? 「愛してる」なんて嘘 今夜だけのtrap 墜ちないでいてね 一話だけのドラマ