雲は流れて 遠くに消えてく 僕らの 顔も変わってゆく 君は少しだけ やせたように見えるよ 心配いらないよ 綺麗ですよ つらいことばかり 多すぎたなら 泣けるときに泣こう それが人 だからね 救いの手はどっから やってくるのでしょう 誰かの 笑い声 握った手の温度 砂漠のように かわいてる その心の中に いったいどんな 言葉がしみこむの 自分ひとりが おいてかれるような こわい感覚に つかまって おしゃれをして 町を歩くけど 気持ちはどこにも 歩き出せない うごけないのなら もうしばらく とどまればいいよ 僕は忘れていない 昨日の中にしか 生きられなくて 日付けは ぴたりと 止められたまま 深い悲しみが 少しずつ いえてゆくように 僕はただ 祈っているだけ 救いの手はどっから やってくるのでしょう 流れる 歌声 きらめく波の音 きみのいる場所を やわらかく 照らし出すあかり できるなら 僕がそうありたい 僕じゃだめでしょうか?