僕らは糸だ ナイフはどこにだって転がってて 僕らは糸だ 切れ目が見つからないように目を 閉じた 僕らは真夜中 出来るだけ暗い部屋の中で 僕らは知らない 食べ切れない嘘で散らかったまま やりたいことがあるなら教えてよ 目を逸らさないように 肌をつねるから 空腹を満たすその先を見てみたい 産まれたばかりの僕らの糸よ どうか 切れないで 忘れるにはあまりに綺麗で 思い出にするには汚すぎる ねえ どうしたらいい 何をしたらいい 僕はまだここで君と 忘れるにはあまりに綺麗で 思い出にするには汚すぎる ねえ どうしたらいい 何をしたらいい 僕はまだ君と絡まっていたい 夜の糸