雨降りふたりの帰り道 遠回りしよう 見上げた雲は私おいて 西へ流れてく 走る車 水をはねる ワイパーもはしゃいで 赤や青の傘が開き 数えきれない水晶が落ちるの 街は宝石 いいでしょ?まだ帰りたくない 胸が熱くなる 初めて見る橋を渡り どこまでも歩いて 部屋にいたら見えない事 探しに行こう ブラウスが濡れても構わないから いつまでも(ずっと) 側にいて(きっと) 離さないでね だってきっと涙さえも雨粒に紛れる 悩み事もみんな忘れ ハミングしよう この角を曲がれば何か始まる 雨降りどこまでもこのまま