泣きじゃくる君は僕みたいに その淵で苦しそうに嗤った 光が影を追い越す 今、耳を澄まして 沈みゆく想いの行く先 答えはあるのでしょうか 暗くて深い底に滞る 失くした言葉の亡骸は 掬った想いの片割れだと 愛逃れ彷徨い 随に揺れ想い 息衝いた希望に 苛まれ揺蕩う 光は痛みを揺り戻す 今、耳を澄まして 叫んだ声と 想いに形や色があったのなら 暗くて深い海の底だって ひとりじゃないこと思い出せる 差し込む光に導かれるように 君の居るべき場所 時を刻む場所 誰かと手を取って笑える場所 照らし出す 光の住む場所 想いが待つ場所 瞳逸らさないで そっと手を掴んだら ぎゅっと離さないから そっと耳を澄まして きっと聞こえてくるよ 愛逃れ彷徨い 随に揺れ想い 息衝いた希望に 苛まれ揺蕩う 光が影を追い越す 光は影を連れ出した