言葉に色が付いていたなら キモチも多分見えるようなもので モヤモヤとドキドキなんて とても見れたもんじゃないよ さりげなくわざとらしい 都合主義 嫌いじゃない 縺れたのは馴れ合いの果ての思惑 せがんだり 宥めたり 揺り戻しても見えるはずなくて 手触りが一番怖いよ 笑った事に重ねて 優しい言葉に包んだ 想いが目をこすり出す 始めから知ってたと 僕の強がりだけを 残して先を見ないよう 言葉に色が付いていたとして キモチには形があって シンプルなことかのようで それはそれで怖いかなって 見ないフリ 聞こえないフリ 都合主義?イヤミでもない 交わったのは借り物の言葉と思考 求めても 慰めても 呼び覚まされる 導かれた先の色付いた言葉の片割れ 二つとないそう思えた理想からはみ 出した 情緒だけ切り取ってしまうよ ゆらめいた時間の過ごし方に戸惑う 幼さにイヤになるよ 幾度となく渦巻いて 新しさもない 行きずりの焦燥感は うんざりだよ 始まりと終わりはいつだって 罠みたいで 臆病な僕を惑わす 笑った事に重ねて 優しい言葉に包んだ 想いが目をこすり出す 始めから知ってたと 僕の強がりだけを 残して先を見ないよう 黙って頷く君は何よりも優しくて 罪深くて 彷徨った言葉は形を成すように 掴んだ手 風が解いた