夜更けのヴェールに包まれて ひとりきりで 鳴らない受話器 握りしめて月を眺めていた こんなに誰かを思って 痛む心はどうすればいいの 逢いたくて 逢えなくて 愛しくて 苦しくて 泣きたくて 泣けなくて 今日もまた夜が明けてく こんなにたくさんの人が あふれているのに どうしてあなたのことだけを今日も想ってるの どんなに強く願っても この想いが届くはずなどないのに 逢いたくて 逢えなくて 恋しくて 苦しくて 泣きたくて 泣けなくて 今日もまた愛がこぼれる できることなら翼を広げ この星空を駆けて行きたい たとえ生命-すべて-を引き換えにしたとしても 逢いたくて 逢えなくて 愛しくて 苦しくて 抱きしめて その腕で・・・ 今夜も今日もまた 夜が明けてく