ジャムを塗るの 味覚はないけれど 移ろう日々 止まったままの部屋 覗き込めば 遠くもないね もうふたりには 触れられぬ距離さ 置き去りのマグカップ 転げる角砂糖が 音をたてる 風が聴こえたら、街を出よう やさしさで溶けた夢だった 変わる喜びや悲しみを 木漏れ日は平等に照らすだろう わかりあうほど、わからなくなる 愛のままに 揺れ惑う想い いつか君の 髪が跳ねてた朝 笑う横顔 風が聴こえたら、街を出よう やさしさで溶けた夢だった 変わる喜びや悲しみを 木漏れ日は平等に照らすだろう ジャムを塗るの 味覚はないけれど また会えたら 何から話そうか