不発弾ばっかり抱えて 湿った冷夏のせいにした なかったことになったのか 違うの 違うの 違うの 夜風が強くて 点火できない どうしたらいい 人生なんて軽いのに ね、ちゃんと舞い上がれ いつか寝っ転がった屋上で ふたり半人前の恋をした もし今なら、なんて言うかな 愛しくて泣き出しそうな夏空に これで十分だってのみ込んだ 壊さないように それでいいから 忘れて 互いにちゃんと心は通じて だけどそれじゃ足りないね 始めたら終わるから 戻って 戻って 戻って 大事なものが ありすぎるね 嫌になるね 燃え殻にもなれないで もういっそ砕け散れ ふわり夏の匂いも相まって この星ごと爆破したくなった 0から出会い直したいのに 愛しくて泣き出しそうな横顔に これで十分だってのみ込んだ 壊さないように それでいいから 忘れて 言えなかった 言っちゃダメだった 言いたかったいいんだ 分かってる ぶつけたとこで苦しめるだけだ 大嫌い大好きってさ 生まれて殺して ね、ちゃんと燃え尽きて いつか寝っ転がった屋上で ふたり花の咲かない恋をした もし今なら、、、 いつか寝っ転がった屋上で あなたの本心も知っていた もし今なら、なんて言うかな 愛しくて泣き出しそうな横顔が 何か言いたげにふと微笑んだ 壊さないから それがいいから 忘れて