ある朝 ふと目についた くたびれた古本に 手を伸ばしたその時さ 値段のない記憶を呼び戻した 今すべき事を厄介扱いしてる瞬間 今できる事が幾千とあるというのに 調子の良い舌が言葉巧みに互い違い とんちな煩悩さ 切り取らずやり過ごしたらいいの さあ 手を繋いで 悲しみを退ける柔らかな灯火も 透けるような心も無いなら 右向け右 左向け左 従い導いて 続いてゆく 果てるまでの道 細く長く薄暗い 後悔を抱く度 ドミノ 停まる印 目を伏せて探す 続いてゆく 果てるまでの道 胸に手繰り寄せて 明日を急かすよ 夜行便 浄土行き 乗せて揺られて 今すべき事 全てが私を灰にする 思考の成れの果てが 容易く想像できる生き様 ある朝 ふと目についた 空っぽの額縁に 絵を飾ったその時さ 迷いなく足を踏み外した 今すべき事を厄介扱いしてる瞬間 今できる事が幾千とあるというのに 捨てるべき物を捨てて 生まれ変わるのさ さあ 手を繋いで 悲しみを退ける柔らかな灯火も 透けるような心も無いなら 右向け右 左向け左 従い導いて 続いてゆく 果てるまでの道 細く長く薄暗い 後悔を抱く度 ドミノ 停まる印 目を伏せて探す 続いてゆく 果てるまでの道 終わるべき時が来た 往時を綴じて 夜行便 浄土行き 乗せて揺られた 今すべき事 全てが私を灰にする 思考の成れの果てが 容易く想像できた生き様