錆びたガラクタの楽園で ゴミの屋敷だ!と罵ったら 「これがゴミだって言うのかい」 「誰かの大事だったものだよ」 これのどこがと嘲笑ったんだ けど あれもそこのこれも 全部見たことあるものばかりだ かつての自分の宝物が いつから燃えないゴミになったんだ 痛い苦い記憶のかけらばかり 恥やプライドの為に捨てたんだった けど あれもそこのこれも 全部こっちを見ては睨んでいたのさ 見れば見るほどに気づいてしまった もう自分が 燃えないゴミになっていたんだ あれもそこのこれも 全部見たことあるものだったんだ どこかで泣いてる小さな自分が こんなところでうずくまって 誰も気付かないまま いつから 燃えないゴミにしてしまったんだ