今でも想い出す いつしか癖になる 滲む目の前に あの頃の蜃気楼 本当は気付いてた 涙を誤魔化す君 笑顔が痛くなる 言葉が見つからない それでも消せない 夢の中をずっと 君と手を取り合って踊る もう二人の明日は 迎えに来ないね かげりゆく夕暮れが 君を遠く連れ去って すれ違ったその隙間にまだ立ち尽く してる 祈りを乗せ その名を呼ぶ いつまでも あの日、君が僕に告げた これで終わりにしようなんて そんな話 聞きたくないよ だけど君に嘘は似合わないね 永遠に続くストーリー なんてもんはどこにもない 君がくれた思い出が全部 この胸の奥を離れない 夢の中をずっと 君と手を取り合って踊る もう二人の明日は 迎えに来ないね かげりゆく夕暮れが 君を遠く連れ去って すれ違ったその隙間にまだ立ち尽く してる 祈りを乗せ その名を呼ぶ いつまでも 傷つくことで 気付けることが 僕には足りない気がしていた いつも通りカレンダーをめくる これまで君に何かしてやれたかな 五月雨が映している 今日がずっと続いていく 濡れた窓に書かれてるのは ごめんねのサイン 消えそうで 夢が溶けた瞬間 繋いだ糸を切って あの日もう少しだけ君と 手を繋げたなら 降りしきる現実が 季節を奪い去って 忘れることもできずにただ その胸を焦がす 果てしなく 君のその横顔に 僕との続きが見えなくて 全てを悟るように 星が僕を照らし出す 言葉の選択肢を 今になって探してる それでも見つからない 君を守る言い訳が 僕じゃない誰かのため 夢になって飛んでいく それでも消せない 変わらない想いをずっと 君と手を取り合って踊る もう二人の最期が 迎えに来ている かげりゆく夕暮れが 君を遠く連れ去って すれ違ったその隙間にまだ立ち尽く してる さよなら でも、この思い出を 愛してる