飲み残した缶チューハイ アラームはちゃんとセットした 寝る前のほんの数分間が 途方もなく長いようだ いつからだろう、これからの事を 考えるのが怖くなったのは 夜の街、抜け出したくなった 夢を夢見る少年少女 世界の全て分かったような顔で 仕方がない、なんでもないと 口癖のように吐いてしまうなよ 恋に恋する青春なんて 過ごしてきてはいない、けれど 形もない、匂いもないが 僕は愛を知ってる 駐車場、街灯の明かりも 窓際の席、見えた空も 同じはず、おんなじはずなんだ 過去を振り返る僕らも君も 今が大事なことは知っている 確かめたい、認めたいんだ 間違いなく歩いてきたことを この声もいつか消えてしまうけど 1秒先の未来くらいは 君といたい、そう思うんだ 過去にならないように